こんにちは、そらです。
こんにちは、うにです。
今回は第2話「一口馬主って気軽にできる?」をお届けします。
はじまりはじまりー
はじめに
こんにちは、そらうにです。
第1話では、最初のクラブにDMMバヌーシーを選んだところまでをお届けしました。
第2話では「クラブの終え方」や「出資馬への出資期間」などについて語っていけたらと思います。
一口馬主に興味があって、出資馬といつまで付き合いが続くのかや、いつまでお金が出ていくのか?などを知りたい方にとって参考になれば幸いです。
結論
はじめに結論から。
一口馬主の費用感、付き合い方は「アーティストのファンクラブをイメージする」と近い気がします。
ただし、飽きたりやめたくなったときの制限事項が色々あるので、入会するクラブの規約はしっかりと確認する必要があります。
- 一口クラブは一応、途中退会ができる(条件つき)
- クラブをやめなくても、出資馬の途中解約も可能(条件つき)
- 出資馬が2歳になる年の1月から引退する月まで、支払が発生する
以降はざっくり調べたことやそらうにの考えなどを紹介していきます。
満足したら途中でやめられる?
そういえば一口馬主やるのはいいけど…一回入ったらその後どうなるのかな?
ははは…何年縛りとか? さすがにそんなことは……ないよね?
第1話では、「長く続けられる趣味」として一口馬主を検討してきました。
当然ながら、始まりがあれば終わりがあるわけで。
ということで、一口クラブとしてはDMMバヌーシーを選択した我々ですが、何年後、もしかしたら何十年後になるかもしれない「やめ方」について調べることにしました。
一口馬主用の口座解約
まずは一口馬主用の口座の解約から。
こちらはファンクラブのつもりでも、競走馬のファンド=金融商品を購入するので、クラブ加入時には株取引のような口座を開設しています。
これを解約する必要があるわけです。
- 保有商品がない(バヌーシーの場合は出資馬がいない状態)
- 口座残高が0円
という状態にしてはじめて、口座の解約が可能になります。
ということは…出資をしている馬がぜんぶ引退するまでは口座解約できない?
出資馬の途中解約ができないクラブだとそうなるね
株やFXのような金融商品は簡単に売り買いできますが、競走馬は生き物であり、無責任に解約する人が多数発生したらクラブも困るわけで、途中で簡単に手放すことができないように制約がかかっていると思ってください。
ここが一口馬主の非常に特徴的な部分かと思います。
出資馬の中途解約
でもさ、本当にやむを得ない、どうしても継続できない事情が発生した場合に困るよね
基本的にそらうには「出資した馬は引退まで見守る」スタンスなので特に問題はないのですが、なんらかの事情で続けられないような人もいるでしょう。
多少厳しめの審査でもいいので、途中解約という手段ができるだけあったほうが良いように思います。
ちなみにDMMバヌーシーは、そらうに入会の2022年8月末時点では「途中解約不可」でしたが、入会した翌月には規約の改定で「途中解約可」となりました。
よかったー、これで憂いはなくなった!
本来は長く付き合うもので、そういうケースがあってはほしくないけどね
さて、そうすると次に気になるのは「途中解約条件」。
DMMバヌーシーのサイトを確認すると…
Q. ファンドを中途解約したいのですが、どのようにすればよいですか?
A. 解約希望月の当月20日までに、ご登録メールアドレスよりinfo@banusy.dmm.comへ、件名に「競走用馬ファンド中途解約依頼」と記載のうえ、ご依頼ください。
その後の手続き詳細をメールにてご連絡いたします。
なお、中途解約する場合、特定の競走馬だけでなくお客様がお持ちの全ての出資持分を放棄することになりますので、ご了承ください。
引用元:DMMバヌーシー よくあるご質問
ということで、バヌーシーでは出資馬の中途解約は、出資馬のすべてを放棄しないといけなくなります。
賞金の取れる馬だけを出資継続して…なんて運用がまかり通ってしまいますからね。
当たり前といえば当たり前ですが、出資の際には十分気をつけましょう。
いつまで出資が続くの?
次に気になるのは「いつまで出資(による支払)が続くの?」ってところかな
長いお付き合いとは言っても、具体的にどのくらいの期間かを把握したうえで、一口馬主を始めるかどうか考えないといけないですよね。
ここもDMMバヌーシーのサイトから引用します。
Q. 購入馬の引退・終了期限はいつになりますか?
A. 牝馬の場合は、6歳3月末を引退・運用終了期限とします。ただし、クラブ法人が馬体状況、競走成績及び当該出資馬に係る維持費出資金の残高状況等を考慮し、運用期間を延長または短縮することがあります。
牡馬および去勢馬の場合は、引退時期の定めはありません。
当該出資馬の引退時には、クラブ法人の判断により、第三者へ賃貸、無償供与また売却します。
引用元:DMMバヌーシー よくあるご質問
ざっくり言うと、
DMMバヌーシーでは2歳になってはじめて迎えた月から、引退月までの期間、費用が発生することになります。
(他のクラブも調べてみましたが、同じような感じでした)
牝馬の場合は良血統だと繁殖牝馬、牡馬の場合は良い成績を残すと種牡馬に選ばれるため、比較的早めに引退するケースが多いように感じます。
オジュウチョウサンのように長く競走生活ができる馬だった場合は、その期間も支払は続きます。
そんなお馬さんは賞金をしっかり持ってくる子だから、こちらも支払が続けられるはず
めぐりあえるといいねえ…
引退
なるほど…期間はわかったけど、じゃあ「引退」ってどうなったらわかるの?
少し調べるのでお待ちを……カタカタ
引退はひとことで言うと「そのクラブ所属の競走馬ではなくなる」ということ。
では具体的にどういうときが該当するのか。
調べた範囲ではこのあたりが一般的ですかね…
- ケガや病気など競争能力喪失による引退
- 競争能力低下による引退
- 繁殖入り、種牡馬入りによる引退
引退理由の多くが2点目の能力低下によるもの。
サラブレッドの多くは4歳秋あたりが成長のピークと言われており、それ以降は能力が低下していくと言われています。
こればかりは一口クラブの方針次第といったところでしょう。
繁殖牝馬入り、種牡馬入りはとてもポジティブな引退理由なので、ここに入れる馬に出資できれば嬉しいですね。
最後に…ケガによる引退。これは一番悲しいお別れです。
「無事是名馬」という名言がありますが、競走馬は本当に怪我しやすい生き物です。
できれば出資馬には怪我せず元気に走ってもらいたいものです……。
ちょっと違うけど、おシャンのおでこのケガは痛々しかったねぇ…
アレは本当に痛そうだった……
まとめ
改めて書きますと……一口馬主は、「比較的」気軽に楽しめると思います。
ただし、いくつか気をつけないといけないことや知っておいた方が良いことがありますので、十分に理解したうえで一口ライフを楽しむことをオススメします!
おわりに
今回は「一口馬主は気軽にできる?」をお届けしてきました。
気になる点をいろいろと挙げていきましたが、要点を押さえておけばかなり低予算で競走馬の成長を体験することができる「趣味」になるのではないでしょうか。
細かい内容は省略しながら紹介したので、どこかでまた紹介できればと思います。
次回予告
長いこと楽しむんだから出資は1頭で大丈夫でしょ?
デビューできなかったらどうするの…
えっ、デビューできないとかあるの!?
あとはローテーションのことがあるから複数頭とか考えないと…
えっ、毎月走ってくれるんじゃないの!?
次回、第3話。
「何頭出資すればいいの?」
お楽しみに。
それではまた。
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