こんにちは、そらです。
こんにちは、うにです。
今回は第3話「何頭出資すればいいの?」をお届けします。
1頭で全然大丈夫と思ってた私がきたぞー!
はじめに
こんにちは、そらうにです。
今回は一口馬主未満第3話と題して、1年あたり何頭出資すればバヌーシー生活を比較的安定して楽しめるかを考察してみます。
個人の考えではありますが、一口馬主に興味を持っている方の参考になれば幸いです。
それではどうぞ!
結論
まずは結論からですが、DMMバヌーシーで長く一口馬主を楽しむためには…
年間4頭に出資するのがいい感じに楽しめそう
ということがわかりました。
以降はその結論に至った背景やざっくりとした計算内容について紹介していきます。
競走馬は1勝もできないどころか、何ならデビューすらできないこともある
こちらは各クラブの、2023年3歳世代(20年産駒) 9月1週終了時のデータです。
全クラブで【募集頭数>デビュー頭数>勝ち上がる頭数】となっているのがわかりますよね。
これが意味することは・・・。
募集頭数よりデビュー頭数が少ない、つまり・・
出資をしたにもかかわらず、競走馬候補生のまま去っていく馬がいるということ。
うにはこの数字を知らなかったので、競走馬デビューできない馬はいない前提で「1頭出資すればいいと思っていた」と言っていたのですね。
芸能界も一部の人しかデビューできないわけで、馬も一緒ってこと抜けてた
残念ながら、デビューできずに引退を余儀なくされてしまうケースが競馬の世界には存在し、調教中のケガや体調不良による能力喪失が主な理由のようです。
一般的にサラブレッドとして産まれた競走馬がJRAでデビューできる確率は6~70%とされていますので、一口クラブ全体で平均93.7%のデビュー率からかなり優秀ではあるのですが・・。
とはいえデビューできなかったというケースは、出資する以上は念頭に入れておくべきでしょう。
デビューした競走馬を待ち受ける1勝の壁
多くのハードルを乗り越えて無事にデビュー!
そんな競走馬を待ち構える次の刺客が「1勝の壁」です。
これはさすがに想像してたよ!
JRAでは、日本ダービーが終わった翌週から新馬戦がスタート。
2歳を迎える馬たちは新馬戦に出走し、そこで1勝することで「1勝クラス」にステージアップ。
以降は長い競走馬生活が概ね担保されます。(ゆえに一勝≒永久就職と表現する人もいるようですね)
レースの勝者は常に1頭のみ。
それでは新馬戦に負けてしまった競走馬はどうなるのか。
彼らはその後未勝利戦というレースに参加し、未勝利戦が終わる3歳となる年の9月まで1勝クラスの切符を賭けて争うことになります。
ここで勝てなければ中央競馬界から去り、地方競馬や乗馬などの第二の馬生を探すことになります。
地方競馬や乗馬になったら一口クラブってどうなるの?
地方競馬であれば出資継続、乗馬は一口クラブから馬が卒業するからファンド解散だね
1頭だけ出資してその仔がそうなったら、その年は応援できる出資馬がいなくなるのか・・
勝ち上がり率の話
さて、それでは上記の表をもう一度見てみましょう。
一口クラブ全体では、2022年6月~2023年9月の間に782頭の競走馬がデビュー、うち325頭が1勝を挙げることができました。
率にして38.9%です。
1年あたり8000頭もの競走馬が生産される中で、新馬戦・未勝利戦は年間合わせて1500レースほどしかありません。
およそ5頭に1頭(約20%)しか中央競馬に残れないという過酷な環境なんだと改めて認識させられます。
そんな中、一口クラブの平均は38.9%ということですから、一口クラブが選んだ馬たちはかなり優秀といえるでしょう。
あのサンデーですら50%…
常勝イメージのシルク・キャロットでも50%いかないとは。。
確率論
これまで「デビュー率」と「勝ち上がり率」について述べてきました。
それではいよいよ「何頭に出資すればいいのか」の核心に触れていくわけですが…ここでは少し確率の話をしてから実際の計算を紹介したいと思います。
ガチャ確率
皆さんはガチャをご存じでしょうか。
そう、ソシャゲでキャラやアイテムをかなり低い確率で抽選させられ、お金が吸い取られていく…アレです(笑)
10%の確率で当たりとなるガチャがあったとします。
でもさー、10回引けば出るってわけじゃないじゃん。
もしそうなら爆死も天井もないんや(血涙)
10回引いて1回当たりとなる確率は以下の通り。
つまり、必ず当たる確率(=1)から9回は必ず外れる確率(=0.9^9)を引けば少なくとも1回は当たりとなる確率が求められます。
この数字を元に、「何頭出資すればいいのか」、つまり「何頭出資すれば少なくとも1頭勝ち上がりできるのか」を計算していきます。
出資した馬を1年通して応援できるのは60ぱー。なんか五分五分感すらある
ガチャと違って競走馬は天井システムないからね・・1年に複数頭を出資する人が当たり前にいるわけだよね
少なくとも1頭勝ち上がる確率
そらうにはDMMバヌーシーの会員ですので、DMMバヌーシーのデータを用いて計算します。
(計算結果はすべて小数点第2位を四捨五入)
デビュー率
DMMバヌーシーのデビュー率は94.1%です。
複数頭に出資した場合の「すべての出資馬がデビューする確率」は以下の通り。
(「少なくとも1頭がデビューする確率」ではないことにご注意!)
出資頭数 | すべての出資馬がデビューする確率 |
---|---|
1頭 | |
2頭 | |
3頭 | |
4頭 | |
5頭 | |
10頭 |
出資頭数が多ければ多いほどその確率は下がっていくことがわかります。
これだけだとやっぱり1頭でいいように思えてきた
デビューできるかだけだとどうしてもね
勝ち上がり率
それでは次にデビューした競走馬が「少なくとも1頭は一勝する」確率を求めてみます。
DMMバヌーシーの勝ち上がり率は47.1%。
なので、複数頭デビューした場合の勝ち上がり確率は以下の通り。
デビュー頭数 | 少なくとも1頭が勝ち上がる確率 |
---|---|
1頭 | |
2頭 | |
3頭 | |
4頭 | |
5頭 | |
10頭 |
計算結果
最終的に求めたいのは「出資した競走馬がすべてデビューし、かつ、少なくとも1頭が勝ち上がる」確率です。なので、これまでに求めた結果を掛け算します。
結果は以下の通りです。
出資頭数 | 最終計算結果 |
---|---|
1頭 | |
2頭 | |
3頭 | |
4頭 | |
5頭 | |
10頭 |
[小数点第4位を四捨五入しています]
……この結果には正直やや驚きました。
計算するまでは「そりゃ多い方が確率高いんじゃないの?」と高をくくっていましたが、実際はデビュー率の寄与が非常に大きく、4頭が一番「効率がいい」と言える結果が得られました。
まとめ
改めて結論になりますが、DMMバヌーシーで一口馬主を楽しむためには…
1年あたり4頭に出資すれば、
(おそらく最低でも)1頭が
中央競馬で頑張っている姿を応援できるようになる
ということがわかりました。
一方で、DMMバヌーシーの会費は1頭あたり880円、4頭以上は3520円と設定されており、会費の上限設定が奇しくもこの数字と一致しているんですよね。
まさかここまで計算して・・? バヌーシー、恐ろしい子・・!!
これを信じるかどうかは……あなた次第(ニッコリ
おわりに
今回は一口クラブ、特にDMMバヌーシーの会員として何頭に出資すれば少なくとも1頭が勝ち上がれるかを確率論的に考えてみました。
計算上は「4頭に1口ずつ出資がバランス良し」となりましたが、みなさんの感覚とどの程度差があったでしょうか?
良ければコメントいただけると嬉しいです。
そらうにも会員になっている、DMMバヌーシーはコチラ。
出資馬の状況や動画が豊富にありますので、それを見るだけでも癒されます。
(たまに出てくるネコチャンもGood)
興味あれば一度覗いてみてはいかがでしょうか。
次回予告
どの馬体もかっこいいねぇ…
違いがわからなさすぎてどうやって選べばいいのかわからない…
こういうのはパッションで選ぶ!
うわああああみんなでかい仔ばかりだああああ
次回、第4話。
「楽しい出資馬選び!?」
お楽しみに。
それではまた。
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