こんにちは、そらです。
こんにちは、うにです。
今回の記事はワールドオールスタージョッキーズの内容になります。
オールスターあつまれー!
はじめに
こんにちは、そらうにです。
気が付けば夏競馬ももうすぐ終わりに近づいてきた8月下旬。
札幌競馬場で「ワールドオールスタージョッキーズ」、通称WASJが開催されました。
競馬は昨年の夏から始めたのですが、まったく知らない単語だったので調べた内容をまとめていこうと思います。
それではいってみましょう!
世界大会!?
そらうには普段YouTubeで競馬・ウマ娘・その他ゲームなどのコンテンツを視聴しています。
最近では競走馬に関するコンテンツの比率が増えてきたので、おすすめ動画のほとんどが馬に関するものになってしまいました(笑)
そんな中に、ちらりと見慣れないキーワードが。
「ワールドオールスタージョッキーズ」
オールスター天丼!
てんや今度行こうね。何か世界大会でもやるのかな?
(…突っ込んでくれてもいいのに)
初めて見た単語かもしれません。
もしかしてGI並に有名なレースだとしたら、これは大変なものを見逃してしまっていることになりますよね…!
ということで、さっそく調べてみました。
出典情報
今回記事を作成するにあたり、以下のサイトを参考にしました。
ワールドオールスタージョッキーズとは
ワールドオールスタージョッキーズの歴史は古く、1987年から毎年開催されている、中央競馬の国際騎手招待競走です。
(2020年と2021年はコロナ禍で未開催)
また、当初は名称が「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」とされ、秋に開催されており、2015年からは新しい名称で札幌競馬場に開催地を移して実施されています。
開催地の変更は短期免許で来日する海外ジョッキーが増えてきたことや、夏競馬を盛り上げるためという趣旨もあるようです。
夏はGIが少ないからね~
野球に馴染みのある方なら「オールスター」という言葉で連想されるかもしれませんが、このレースも似たような感じでした。
少し掘り下げてみましょう。
出場騎手
出場騎手は海外所属から6名、地方競馬所属から1名、中央競馬所属から7名の計14名で争われます。
地方競馬所属、ならびに中央競馬所属からの選出基準は以下の通り。
- 地方競馬所属騎手
- 中央競馬の選考委員会において顕著な活躍が認められた騎手を選出
- 中央競馬所属騎手
- 以下の順位により選出
- 本年の日本ダービー優勝騎手
- 前年のJRA賞騎手部門「MVJ (Most Valuable Jockey)」受賞者
- 本年上半期(1月~6月)の勝利数東西各上位1名
※順位1、2で選出された騎手を除く - 顕著な活躍を認められた騎手
- 本年上半期(1月~6月)の勝利数上位の騎手
- 以下の順位により選出
2023年は以下の騎手が選出されました!
(※JRAのサイトは直リンクNGなのでnetkeibaのサイトを使用)
- 地方競馬所属
- 宮川 実 騎手
- 中央競馬所属
あれ? 今年のダービージョッキーがいないよ
短期免許で来日していたD.レーン騎手、制裁点数超過で来年の6月までは日本に来れないみたい…
イベント詳細
本イベントは個人戦と団体戦の2つで構成されています。
団体戦のチーム構成はJRA選抜(7名)とWAS選抜(7名)に分かれて実施。
?? 海外騎手って6名なんじゃ・・あと1人はどこから?
WAS選抜には地方所属騎手が参加します
個人・団体ともに以下の通り、順位ごとに与えられるポイントの合計を競い合います。
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 | 8着 | 9着 | 10着以下 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
30点 | 20点 | 15点 | 12点 | 10点 | 8点 | 6点 | 4点 | 2点 | 1点 |
そして気になる今年のレース概要はこちら。
開催日 | レース番号 | レース名 | 条件・距離 |
---|---|---|---|
8月26日(土曜) | 第10R | 2023ワールドオールスタージョッキーズ第1戦(国際騎手招待) | 3歳以上2勝クラス 1,200メートル(芝) |
第11R | 2023ワールドオールスタージョッキーズ第2戦(国際騎手招待) | 3歳以上3勝クラス 2,000メートル(芝) |
|
8月27日(日曜) | 第10R | 2023ワールドオールスタージョッキーズ第3戦(国際騎手招待) | 3歳以上2勝クラス 1,700メートル(ダート) |
第12R | 2023ワールドオールスタージョッキーズ第4戦(国際騎手招待) | 3歳以上2勝クラス 1,800メートル(芝) |
8/27(日)の第11Rは重賞があるため、12Rに設定されています。
ここでわかったことなのですが、開催レースはすべて3歳以上の2勝 or 3勝クラス。
冒頭でも書きましたが、てっきり重賞クラスだと思っていたので少し残念だなと思ってしまったのは内緒です(笑)
個人戦のポイント上位者、および団体戦のポイント合計の高いチームには以下の通り表彰があります。
- 個人戦第1位:3,000,000円 および トロフィー(300,000円)
- 個人戦第2位:2,000,000円
- 個人戦第3位:1,000,000円
- 団体戦勝利T:賞品(1名あたり200,000円)
け、結構もらえる…
レースの賞金もあるし、上位成績者は結構ウハウハ!?
果たしてどのような結果になったのでしょうか?
レース結果
4戦した結果、TOP3は以下の3名となりました。
(全順位はJRAの特設サイトをご確認ください)
順位 | 騎手名 | ポイント |
---|---|---|
1 | 岩田 望来 騎手 | 56点 |
2 | レイチェル・キング 騎手 | 55点 |
3 | 武 豊 騎手 | 54点 |
すべて1点差のハイレベルな争いを制したのはJRA所属の岩田 望来 騎手でした!
着順ごとのポイントを見ると結構な差で順位が決まるのかなと思っていたので、こんなにも接戦になるとは思ってもみませんでした。
また、団体戦はJRA選抜が235ポイント、WAS選抜が213ポイントでJRA選抜が接戦を制しました。
ポイント設定がちょうどよすぎる…
運営目線かい(笑)
ジョッキーカメラ
いいですよね、ジョッキーカメラ。
こういうイベントでは着けてるでしょ!と思っていましたが、ちゃんと着けてくれていました(笑)
各レース2名分の動画がYoutubeにアップロードされていました。
第1戦
第2戦
第3戦
第4戦
すべて視聴しましたが、やはり特筆すべきは武 豊 騎手の騎乗映像。
本当にブレが少なく、技術力の高さがうかがえます。
人間サスペンションや…(?)
また、海外騎手の映像ではレース前に周りの騎手としゃべったり、レース中の馬とのコミュニケーションなど、その一挙手一投足が日本の騎手と違うところが多くあり、いろんな気づきを得ることができました。
乗せている馬の方は、日本の騎手と海外の騎手で何か差を感じたりするんでしょうかね…?
おわりに
今回は夏競馬を盛り上げるイベントの1つ、ワールドオールスタージョッキーズについて取り上げました。
今年は開催に全く気付かず、後追いでレースを見るという形になってしまったのですが、来年はオンタイムで観戦したいなと思ったレースでした。
夏競馬はそろそろ終盤、秋のGIシーズンが近づいてきましたね。
もちろん出資馬のデビューも近づいてきたのではないでしょうか…。
それではまた。
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